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-「家」と「住まい」-
漢字は、中国から伝わってきたと言われるが、「家」という文字の根源は、なんだろう。一説によると、中国では、「生きていくうえで、一番大切なものを屋根の下で養う所が、家である。」との考えで、当時は「豚」が何よりも大切だったようで、「家」という文字が出来たそうだ。これを知った時の、驚いたことを今あらためて思い出す。
ところで、「家」と「住まい」と書いたが、「意味は同じじゃないの?」と思われるかもしれないが僕は、大きな違いがあると思っている。「家」は、我々建築家が設計したものを、大工さんや工務店が造るそのものであり、「住まい」はその「家」に家族が住み、家族の心を紡いで一体となって、ようやく「住まい」になる。変な言い草かもしれないが、それだけの大きな違いがあるように思う。つまり、我々建築家は「家」を設計し、完成したそれを「住まい」に変える大きな役割を担っている。ただ要求された部屋数に合わせるだけの計画であってはならない。効率だけを追究してもだめだ。かといって、デザイン性ばかりを打ち出してもいけない。やはり、気をてらわない、あまり押しつけがましくないほうがよい。言わずとも「家族の心を紡ぐ」という基本を忘れず、家族の動線や間取りなどを考え計画しなければならない。
あくまでも、「長い間変わることのない確かな質」を備えて・・・・・。 (上島 ひとし)
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