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宇治・雪の朝
雪の朝 宇治・雪の朝
                     
皆さん、こんにちは!
少し遅れた日記になってしまいましたが、
先週土曜日、宇治が雪化粧しました。

写真は事務所から見た平等院通りと平等院の前庭の風景です。
北陸出身の僕にとっては、雪は久し振りです。

雪は、普段私たちが見る風景を真っ白に包んでくれて、
別世界へタイムスリップさせてくれます。
また、日常から自分を解き放ってくれます。

雪が融ければ、また現実に引き戻されるのですが、
僕はこの、ひと時が大好きです。
※実のところ、もう少し降って欲しかったのですが・・・!
                                    (上島 ひとし)
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お久しぶりです
事務所 全景  
                                                  <事務所全景>
皆さん、およそ2年振りの再会です!大変ご無沙汰しておりました。
事務所移転や片付け、その目途が着いたと思えば仕事で時間が取られたりと、ブログ書き込みができず申し訳ありませんでした。
もうすっかり落ち着きました。これからは定期的に書き込んでいきますね。

まずは、移転した事務所を紹介します。
場所は京都・宇治にある世界遺産・平等院の表門前にある『茶舗 赤門茶屋』の2階です。
私が12年ほど前に設計させていただいたお店で、1階がコンクリート打ち放し、2階が木造の混構造の建物です。
光庭を中心にした明るい空間で、毎日気持ち良く仕事をしています。
周辺はというと、やはり世界遺産の観光スポットだけあって観光客も多く、一年中賑わっています。

竣工当時、新しいのは勿論なのですが、12年の歳月が「渋さ」を醸し出してくれています。
1階のお店が忙しいときは、私もお客様にお茶を出したり、お話をしたりと「茶人」気分を味わっています。
最近はお茶も美味しく出せるようになり、お客様に「うんちく?」を喋ったりしています。

お店は宇治・平等院表参道に面しています。この通りはいつもお茶の香りがしていて気持ちを落ち着かせてくれます。
皆さん、機会があれば是非、平等院に来てみて下さい。
その際、時間があれば私の事務所にも立ち寄りくださいね。
(美味しいコーヒーを用意してお待ちしています)※お茶も好きですが、コーヒーも好きなもので!
-建築士の立場-
 いやいや~、2週間ほど空いちゃいました!ちょっと怠けてしまいましたね!
 気づいてみれば、明日からもう3月ですね!申し訳ありません! 
 
 では気を取り直して、建築士にもいろいろな立場・スタンス・考えで活動していることは、前回のコラムでお話しました。メーカーや工務店への依存(提携・下請け)型建築士が増加しているということ。僕が、そのような形で設計をしたことがないこともお話しました。このことは、夢の実現を望まれるお客様にとって、結果として多大な影響をもたらし、建築士の職能にも影響するのではないかと考えてしまうのです。

 一般的に、建築士は設計料を施工者から戴くものと、思われている方が多いようです。建築士の職能は、それでは全うできないと考えます。ではこの問題にお答えしましょう。

 建築士がお客様と設計契約(委託)し、報酬を戴く。これは、お客様の「純粋な代理人」になるということ(建築士の職能)です。設計も現場監理も、お客様の立場で遂行する。依存型(施工側から報酬を得る)の建築士なら、「施工側の代理人」として、仕事を遂行することになる。これは、施工側に従わなければならないということ。つまり、お客様の立場の人間が存在しないということになるのでは。不安ではないですか?

 これでは、結果として「真の住まい」は実現しない気がします。お客様が施工者に建築費を払います。私のようなスタンスの建築士(代理人としての建築士)は、その建築費が正当かどうかをきちっとチェックをします。しかし、その立場の建築士がいなかったら・・・。これも、不安ですよね。

 代理人としての建築士の現場のやり取りはというと、工事でおかしな所は、直していただきます。建築主の「純粋な代理人」だからこそできる行為。ところが、代理人としての建築士がいない場合はどうなんでしょう?僕はその立場に立ったことがないので明確にはわかりませんが、建築主に納得(妥協?)してもらってそのまま工事は進んでいくことが多いのではないでしょうか。これが最初、建築主にとって小さな不満であったものが、住み始めて後に大きな不満となって現われたりするものなのです。結果として、せっかくの「夢の住まい」への愛着心が損なわれることにつながってしまうのではないでしょうか。
 ・・・・・・建築士の職能は「お客様になる」ということ。僕はその「課題」を追い続けます。     (上島 ひとし)
-建築家のいろいろ-
 僕は本が好きで、日頃からよく本屋さんに出掛ける。特に近頃驚くことは、住まいに関する雑誌が非常に多くなってきたことだ。肩を摺り寄せるかのごとく、所狭しと並んでいる。表紙を見ると、和風の住まい、洋風の住まい、ガーデニング、インテリア等など、情報がテンコ盛り。建築家が設計した家やハウスメーカーの家など、これでもかと言わんばかりにたくさん載っています。
 そこで皆さんにお聞きします。ハウスメーカーの家も工務店さんが直接建てた家も、それに建て売りで買われた家もすべて建築士の設計によって建てられているのをご存じだろうか。「えっ?」と思われる方もいるだろう。どんな家でもすべてそうなのです。
 国の法律に依るところもありましが事実は、建築士にもいろいろな立場・スタンス・考えで活動しているということなのです。工務店やハウスメーカーの社員として、また独立はしているがそれらの会社と提携(または下請け)していたり、完全に独立して活動したりと、いろいろな建築士がいるということを知って欲しいのです。
 僕は独立して12年ほどになりますが、提携(下請け)での仕事は一度もしたことはない。なぜか?それは、建築士としての職能を全うしたいからだ。建築士は、クライアント(お客様)の住まいへの夢を、形にすること。それ以外、何物でもない。あくまでも、お客様の側に立った設計がしたいだけ。
 提携(下請け)の場合、メーカーや工務店の側に立つことになる。つまりお客様の立場で仕事をしなければならないのに、逆の立場でお客様の夢を形にすることになる。(デザイン的に制限される場合もある。)それは、本当にお客様の側に立った仕事と言えるのか。
 「おかしい?間違っている!」と思う。だから僕は、絶対に提携(下請け)で仕事はしない。今までも、そしてこれからも。そのやり方はお客様と設計監理契約を交わしてデザイン・設計をして、工務店は入札で決める。
設計図面の枚数は通常の家で、40枚程度つくる。勿論、工事は竣工までしっかり監理する。(設計図どおりに工事が出来ているか徹底チェック。)
 それが僕のスタンス。建築士としての職能を全うし、お客様の立場で、一緒に夢を形にするお手伝いをしたいだけだ。それを業界では、「建築家」と呼ぶ!??                            (上島 ひとし)
-「家」と「住まい」-
漢字は、中国から伝わってきたと言われるが、「家」という文字の根源は、なんだろう。一説によると、中国では、「生きていくうえで、一番大切なものを屋根の下で養う所が、家である。」との考えで、当時は「豚」が何よりも大切だったようで、「家」という文字が出来たそうだ。これを知った時の、驚いたことを今あらためて思い出す。
ところで、「家」と「住まい」と書いたが、「意味は同じじゃないの?」と思われるかもしれないが僕は、大きな違いがあると思っている。「家」は、我々建築家が設計したものを、大工さんや工務店が造るそのものであり、「住まい」はその「家」に家族が住み、家族の心を紡いで一体となって、ようやく「住まい」になる。変な言い草かもしれないが、それだけの大きな違いがあるように思う。つまり、我々建築家は「家」を設計し、完成したそれを「住まい」に変える大きな役割を担っている。ただ要求された部屋数に合わせるだけの計画であってはならない。効率だけを追究してもだめだ。かといって、デザイン性ばかりを打ち出してもいけない。やはり、気をてらわない、あまり押しつけがましくないほうがよい。言わずとも「家族の心を紡ぐ」という基本を忘れず、家族の動線や間取りなどを考え計画しなければならない。
あくまでも、「長い間変わることのない確かな質」を備えて・・・・・。 (上島 ひとし)
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